雪組「凱旋門」見てきました~(ネタバレしています)

6月8日、雪組の「凱旋門」の初日のチケットがラッキーなことに手に入ったので、行ってきました。
先月入院して手術したりしたのでただいま養生中なのですが、最初に予想していたより体調の回復が早いので、観劇再開です。
この「凱旋門」、専科の轟さんが主演のラヴィック。「ドクトルジバゴ」に引き続き医者役。
トップ娘役の真彩希帆ちゃんが相手役の女優のジョアン。トップの望海風斗(だいもん)さんはラヴィックの友人のボリス・モロゾフ。
ストーリーは第二次世界大戦前のパリが舞台ということで、事前に感想ブログなどをチェックしてみたら「暗い話」だということだったんですが、暗い話でも自分のツボにヒットする作品もあるし(宙組バウ「サンクチュアリ」とか)やはり初日の雰囲気は一度味わってみたい~!と突撃。


以下ネタバレ

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で、感想はというと主役はやはりトド様。望海さんはあくまでも友人役で話の進行役・・・。
期待の歌は2、3聞けるのですが主役でないので物足りない感。
そしてヒロインのジョアンがまず弱々しい女性で、今どきの作品の強いヒロイン像に慣れた身としては(ノイエのジェシカを見たばかりだしw)、いろいろと脳内ツッコミが入ってしまいます。
まず最初にラヴィックと出会う場面で一緒にパリまで亡命してきた恋人がいきなりホテルの部屋で病死してしまい、どうしていいかわからず街に死ぬつもりでさまよい出た・・・というのが((+_+))
医者ぐらい呼ぼうとしてよ~!!
次にラヴィックが国外追放になってしまったが三か月ほどして戻ってきた時には、
(国外追放になっても簡単にまた入国できるの?)
仕事がらみで仕方ないと言いつつパトロン兼恋人のアンリを見つけているし・・・;
あの時代は誰か頼る男性がいないと女性は一人で生きていけなかったんですかね・・・。
で、そのアンリが「癇癪もち」なのをわかっていながら、ラストの悲劇を招いてしまうという。
なんともイライラしてしまいます。
前回の宙組の天河のネフェルティティに「男に庇護され、甘やかされた女」うんぬんってセリフがあったけど、ネフェルティティが見たら怒ること必至w

またラヴィックは故国ドイツでゲシュタボに捕まり、拷問を受け当時の恋人を殺されている過去があり、その復讐をする目的があります。
でも、ゲシュタボのシュナイダーが顔を覚えていないの・・・?
ともあれ復讐を遂げたものの、ジョアンが死んでしまい気力を失くしたラヴィックは
結局収容所送りを選んでしまう。
他の亡命者たちも収容所へ送られる・・・というラストでなんともモヤモヤしました。
暗い時代に個人の力で抗うことは難しいということなんでしょうか・・・。

しかし! 二幕目のショーはそんなモヤモヤを吹き飛ばす楽しいものでした。
「ガート・ボニート、美しい猫のような男」という題からネコがモチーフで、
ネコ耳をつけた面々がかわいいですw
ラインダンスもネコ耳のバニーちゃんでめちゃかわいい~!
夏らしいラテン調の曲で黒塗りで長髪カツラのだいもん、きほちゃんもかっこいい。だいもんの客席降りが二回あったんですが、二階席だったので、あまり見えず残念w
劇場があまりクーラーが効いていず、舞台上のあーさちゃんも汗だくだったのが印象的でしたw
初日のお楽しみのカーテンコールで組長さんが挨拶の口上を忘れてしまって、
何度もやり直したけれど結局最後まで言えず、だいもんがあとをつないで終わったの、びっくり。
そんなこともあるんですね~。
望海さんが「人間の概念を捨ててネコになりきって、みなさんもニャー! をお願いしますw」
と言って劇場全体で「ニャー!!」をww
客席もあたたかくノリもいいし、ファンだけが来ている感じ、いいですね~(^^♪
ムラ観劇だと、たいていお芝居中にスマホ開けて光をピカーとさせたり音を鳴らしたりするのに遭遇するもんな(^-^;
この後また行く予定ですけどどう変化していくのか楽しみですw
















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「うたかたの恋」初遠征

今月最初の週末に名古屋の中日劇場まで星組「うたかたの恋」を見に行ってきました。
宙組・かなめ様がやった時はまだ銀英ファンが再燃したばかり・宝塚にもころがり落ちたばかりだったので、遠征のスキルもなく見逃したんですよね。
今回は名古屋在住の、宝塚どころか観劇自体初めての友人を誘ってお宅にも泊めてもらいましたよ~。

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このポスター素敵~

さて演目自体は古き良き昔ながらの演目という感じで、ベルばらを見ているみたいな感じ。
最近のスピーディーな展開の舞台に慣れていると、ちょっと物足りなかった・・・💧
中日劇場自体も狭いんですね。なんとなく博多座くらいの大きさを想像していたんですが、ビルの中の劇場だから仕方ない。
しかし紅さんの軍服姿は美しいし(私が見た回は若干滑舌が良くなかったけど回を重ねるうちに改善されたのかな?)、かいちゃんのジャン・サルバドル大公も自由闊達な雰囲気が良かったです。
綺咲愛里さんのマリーもひたすら可愛く純粋で、物語もひたすら美しいこれぞ宝塚な世界。
あの「お前を清らかなままでおこうとした誓いを自分で破ろう!」の名セリフ、その後のルドルフがマリーを姫抱っこして去る萌え名場面を生で観れて満足ですわ!!
その後のショー「ブーケ・ド・TAKARAZUKA」もほぼ大劇場での場面をやってくれて
良かったけれど、やはり人数が少ないのが残念。
大階段も半分サイズですもんね。
地方公演だし劇場も小さいから仕方ないけど、観劇初めての友人にこれが標準だとは思って欲しくなくて、ぜひ大劇場での公演も見てねと約束を取り付ける私。
友人は映画を見るのも一日がかりのところの出身で、時間つぶしにふらっと映画を見るなんてできないし、ましてやミュージカル観劇なんて考えられなかった環境だったと。
紆余曲折あって名古屋まで出てきて、今は野球観戦やらそれまでできなかったエンタメを楽しんでいるそうな。
そんな環境だったらそれこそオタクライフなんてできないよな・・・と。
関西も東京にはかなわないけどエンタメに関してはまだ恵まれているほうなのだなと思うのでした。
宝塚もいいかげん郊外だけどそんなところにエンタメの殿堂を作ってくれて、小林一三先生に感謝ですな~。



宝塚花組「ポーの一族」感想(ネタバレあり)

花組の「ポーの一族」見てきました!
もう美しい耽美な舞台にうっとり・・・。
なんといっても主役の明日海りおさんのエドガーが美しいです!!
ちょっとやせ過ぎではと心配になる細さなんですが、そのぶん15歳の少年らしい体型ともいえる。
パンフレットの原作者の言葉「そこにエドガーがいた」「イメージを上回るイメージ」と絶賛しているのも納得。

原作の萩尾望都のマンガは中学生の時くらいに一、二巻を読んだ記憶がうっすらあるんですが、
もう内容を忘れている白紙の状態なので、原作ファンの方が見ればツッコミがあるとは思いますが、まったく話を知らなくても問題なく観れる作りです。

ただ気になったのは最愛の妹メリーベルをバンパネラにしてしまう部分が、ダイジェスト的に駆け足で説明されてしまったので、「少年の時にあんなに吸血鬼にしたくなかったのにあっさりと・・・」と思ってしまった。
しかし尺の都合でしかたがない。後半のアランが一族に加わるのがメインになのでそれまでは駆け足。

そのアランとの絡みですよ!! 首に口づけする=吸血という場面は期待通りの妖しさが漂うし、指を切ったアランに自分のリボンを巻いてあげる場面はオペラで思わずオペラでガン見w

そして最愛のメリーベルを失い・・・家族を失う展開は泣きました。
アランをいざなうエドガー・・・これはついていきますねw たぶん多感な時に見ていたら、しょうもない現実から連れ出して欲しい、エドガーがやって来てほしいと思ったでしょう!!

せりの使い方や盆を回しての場面転換が多用されて、アランとエドガーがゴンドラで舞う場面も納得の使い方だし、ほんとこんなふうに舞台装置を活用していただきたいものです。(ベルばらのペガサス場面とか反省して欲しい)やっぱり小池先生すごい。
愛を感じるといえばパンフレットの中綴じにエドガーとアランの写真が挟まれていて、このクオリティもすごい! それでお値段が据え置きで変わっていないのもすごいw

そうそう最後の場面、ギムナジウムに二人がやってくる場面のためだけにまた別の制服を作ったという小池先生のこだわり。(←この制服とてもかわいいです)インタビューで「制服をいっぱい作ったので活用したい」と言っていたそうですがぜひお願いしますw
ギムナジウム好きですwぜひ続編お願いしたい!

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「不滅の棘」感想

2018年、もう鏡開きも過ぎてしまいましたね💦 のんびりと更新している当ブログですが、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

年末年始の休みを利用してこの機会に手挿しをしようと、セキセイインコを新たに我が家にお迎えしました。
購入したダンナいわく一週間くらい手差しでエサをあげて下さいとペットショップの人が言っていたそうなんですが、もう4日目くらいで成鳥用のエサを食べるように。
成長が早い!
もとからいる黄色のコがさっそくちょっかいをかけています。人間には冷たいのに・・・💦

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ヒナはまだオスメスのどちらかもわからないんですけどね。

年末年始は恒例の実家訪問等、家族行事に追われる日々でしたが、少し休みを入れて白浜にて温泉でのんびりしたのと人生初、動くジャイアントパンダを見れたのが救いw

さて新年初観劇は、大劇場の「ポーの一族」ではなく、シアタードラマシティでの「不滅の棘」になりました。

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例によってどんな話かまったく知らない状態で、あらすじの紹介で「不老不死を手に入れた男」とのことで勝手にバンパイア物かと思ってました(ポーにひっぱられすぎ)
一幕目は「えっ吸血鬼になるんじゃなくて不老不死の薬を飲まされるの?!」
「主人公、歌手でスーパースターになってるって秘密がばれない?!」
と意外な場面の連続でしたw
それに話の要の最愛の女性フリーダと恋に落ちる経緯があっさりしすぎているような・・・。

しかし自分に心ならずも与えられた長い時間に倦み、投げやりに女性たちと恋愛遊戯を重ねる愛月(ひかる)エロール、かっこ良かったです。
最近は神々の土地でのラスプーチンの怪演が記憶に新しいですが、久々の正統派二枚目を演じる愛ちゃんを観れるのは嬉しい。
二幕目は一気にくぎづけに。
美風さんの老女はさすがの迫力。
せーこ(純矢ちとせ)のタチアナのビジュアルが90年代のマドンナみたいで好きです笑
いや、愛ちゃんとせーこさんのバスローブ姿、色っぽかったですね~。

不滅の棘とはエロールの事かと思っていましたがらそうではなく、長い時の中で唯一愛した女性と我が子への愛のことだったと。人間はみな死ぬ。不老不死の薬を飲んだエロールでさえも最後は砂になって消えてしまうが、ほかでもない、そのはかない人間の愛こそが不滅のものという主題が素晴らしかったです!!

ところでビジュアル的にはバウ公演の「サンクチュアリ」の愛ちゃんが一番好きなんですが、
スカステの録画を失敗してしまったんですよね💦 ぜひまた放送してほしい!いやDVD化お願いします~!








雪組「ひかりふる路」感想

まあ様の退団日と、資格の試験日が重なったり、その後大阪マラソンを走ったりで
(チャレンジラン8.8kmですが)
バタバタしていました。
まあ様の退団ライブビューイングを見た後は燃え尽きた感じで日を過ごしていました・・・。
が、行ってきました雪組「ひかりふる路」。
ヅカ銀からもう5年近く宝塚に通ったので、さっぱりやめてしまうのはやはり寂しい。
他組にも好きなジェンヌさんができてますしね。

ひかりふる 

さて平日でも一階席はぎっしりで当日券は立ち見の人もいました。
さすがは新トップ就任公演。それともワイルドホーン作曲効果?
やはり、楽曲が良いし、トップ二人とも歌唱力には定評のある人で、
二人の掛け合う場面は鳥肌モノでした。
自分はどうも歌ウマさんに落ちる傾向があるみたいw
あと「王家に捧ぐ歌」のようにほぼ歌で話が進んでいく演目が好きなんですね~。ミュージカルならではという表現で歌のシャワーを浴びているようなのが最高です。

夏美ようさんのタレーランの言う「終りと破滅とは違うものだ」というのは名セリフだと思いました。ルサンクで確認しなければ・・・。
彩風咲奈さんのダントン、「声が大きいのがとりえ」の通り豪快なのが良かった!!
「1789」では仲の良かった三人がその後決裂してしまうのが悲しい・・・。
パンフレットでは「彼(ロベスピエール)が恐怖を主導したかのようなイメージは作られたものである」とありますが、最初からの同志を粛清に追い込んだのはやはり辛いものがあります。

でもって、あーさ(朝美絢)演じるサン=ジュストですよ!!
最初のルイ十六世を処刑に追い込む演説場面からあやしげな雰囲気を醸し出してましたが、
もうロベスピエール好きすぎるだろ!! の演技が素晴らしかったですwwww
だいもんロベスを見る目つきからして妖しい・・・オペラグラスで見る限りでも伝わるイッちゃってる感!!
旧友二人を処刑する場面で見せる高笑い・・・それはこれからは推しを独占するぞという笑いですね?! 旧友を粛清して落ち込むロべスに銀橋で後ろから抱きついてたしww
それは自分がいるよというアピールだな・・・! と腐女子の妄想が滾る場面! あざといけど釣られました・・・釣られまくりです!!
朝美さんってビジュアルは少女漫画から抜けでたようなキレイなお顔で正統派イケメンタイプなのかと思っていたら、こんなサイコ感ある役もできるとは・・・認識を改めました。

でもだいもん(望海風斗さん)はトップ就任公演で、こんな苦悩しまくる孤独な役で、大丈夫かな・・・とちょっと心配になるw

そのぶんショーではショーのほうは海をテーマにしたもので、就任公演にふさわしい歌詞のものもあり。
しかし最初の場面で客席も参加できるように、ポンポンを振る場面もあるんですが、なんだか観客席の乗りがいまいち悪い感じ。
宙組の退団公演でのあのノリのよさに慣れてしまったのか・・・? ショーの構成の問題なのかな?
私が見たのが一階席後方のせいか、周囲の人がおとなしかったので💦
ノリの良さが売りのムラでこうだったら東京公演はどうなのかと心配だったりして。

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プロフィール

えりん

Author:えりん
塚銀を観て出戻り、急速にオタク&腐女子化がすすみ二次までやらかしています。宝塚にもハマり宙組雪組を中心に見ていますが、永遠の観劇ビギナー。二次ネタは腐やNL等雑多ですのでご注意ください。

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